10代20代だったわたしへ
あけましておめでとうございます。
今年はどのような一年になるのでしょうか。
コロナは終息するのか、
オリンピックは開催できるのでしょうか。
新しい一年がまた始まりますね。
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さて
こっぱずかしいタイトルですが、
休職中で時間が有り余っておりましたので
ふと、書いてみたいと思いました。
30代も半ばになった今、
人生が良い方向に向かっている、
と感じています。
10代、20代に思い描いていた30代像とは
良い意味で期待を裏切った形となりました。
今回はそのことについて書いてみたいと思います。
◆10代、20代だったわたし
よく人の目を気にしていました。
・この服装ださいかな?
・この話して、面白くないって思われたらいやだな。
・会話がなくなって気まずくなる。どうしよう。
・ちょっとした人の変化に敏感になり、もしかして私嫌われたかな?と思う。
・一人でいることが恥ずかしい。
自分のことを人がどう思うか、ということが第一で
嫌われること、変な人だと思われること、友達がいないと思われること、を
とても恐れていました。
その結果、
空気を読んで、つまらない話でも無理して笑い、
気の向かない飲み会にも行って…を繰り返したところ
意志のない、八方美人になり
わたしは疲れていました。
◆間違った固定観念に囚われていたわたし
わたしは年を取ることを非常に恐れていました。
・肉体的な老化
→しみ、しわ、たるみ、白髪などの見た目
・人や社会から必要とされなくなること。
→30歳を過ぎた女性は結婚率が低くなる、求人情報の年齢制限
これらを想像したり、目の当たりにすると
焦りでとても苦しい日々を送っていました。
その頃のわたしは
会社では特に必要とされておらず、
お付き合いしている方もおらず、
30歳を過ぎた未婚女性に対する記事(思うにアクセス稼ぎのいい加減な記事が多いのですが)などを見ると、この先ずっと一人で、年老いた自分を好きになってくれる人なんていない、自分は欠陥人間なのかと思い悩みました。
これらを直視すると恐怖でしたし、
焦り、もがき、でとても苦しい日々でした。
28歳ぐらいだったかと思いますが
うっすら、自分にしかわからないしわを見つけたときはとてもショックで、
専門のクリニックへ即座に駆け込み、相談をしました
(結局その時は、みてくださった先生に「全然シワがないのですが」…と言われ帰らされました。)
◆30歳直前の転機
30歳になる誕生日の前日に
ふと今までの自分を振り返りました。
自分でも驚いたのですが、急に涙がでて一時間ほど布団に伏せていました。
周りの目を気にしていることに疲れたこと、
人間関係に疲れていることに気づいたこと、
八方美人な自分は苦しかったんだ、
ということに初めて気づきました。
◆30代になった私の決意
30歳以降の未婚女性は欠陥がある
というような記事を見かけたとき、
心を痛めていました。
ですが、冷静に考えると、私の周りに居る女性は
結婚・未婚関係なく
素敵な女性もいますし、そうでない女性もいます。
結婚していることは関係ないのだと気づきます。
徐々にマスコミの記事に疑いをもち、
そんな記事を気にするのか気しないのかは私が決めることだ、と、
思うようになりました。
一度きりの人生、
自分を大事にし、自分のしたいことをし、自分で決めようと思い、
気の合わない人との付き合いを辞め、
気の向かない飲み会への参加を辞め、
自分の好きな人(家族、友人、パートナー)と過ごし、
自分が好きなファッションをする、
自分が楽しく心地よいと思う空間に1秒でも長く居る、
それらを選びました。
最初はすんなり出来ず、自分に問いながら
少しずつ、少しずつ、自分で選択をしていきました。
仕事についてもいままでを振り返り
このままで良くない、と思い転職を決め
その転職は成功しました。
※その際の転職の記事です。
◆10代20代だったわたしへ
10代、20代だった私に会えるとしたら
30代はめちゃくちゃ楽しい
ということを伝えたい。
お金も少しはあり、
かわいい子供も生まれ、
仕事も順調で良い人脈ができているし、
少しは処世術も身に付いて、
社会は、世界はこんなものなんだ、と俯瞰で見られるようになった。
たまにだらけグセがでてしまうけど、
いざというときは挽回できる機転や瞬発力があるから
大丈夫。
40代も楽しいんだろうな
という期待がある。
毎日楽しいぞ
と伝えたいです。